お月さまのみえる日は桃の花が咲く木の下でずっとずっと待っています
2012年1月11日 (水)
電車を降りて
改札口を
抜ければ
あの日と同じ
風景が
飛び込んでくる
氷った雪を
シャリシャリと
踏みしめて
白い息を
吐くと
閉じ込めていた
想いが
溢れてきた
それは
拭っても
拭っても
拭いきれなくて
久し振りに歩く
雪道に
悪戦苦闘しているわたしを
困らせる
帰ってきたよ
帰ってきた
君が
待って
待って
待ちわびていた
この地に
やっと
帰ってきた
もっと早く
こうすれば
よかったね
わたしに
足りなかったのは
ほんの少しの
勇気だけだった

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2012年1月 1日 (日)

謹 賀 新 年
新しい陽が昇り
新しい時を刻む
吐く息も凍るような
地にいます
身体の中から
洗われていく
この日の朝が
好き
忘れかけた
花の香りを
思い出して
もう一度
夢を見ましょう
今年が
よい年でありますように
歌にのせて
心から…心から……
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2011年12月27日 (火)
白い季節
妖精たちが
やってきて
わたしの頬に
キスをする
欠けない月は
青く光る
真夜中の海が
恋しくて
そっと
涙を一粒
流していた
キラリと光る
その粒を
両の手のひらで
受け止めて
妖精たちは
夜の海に
振りかける
やさしい夜
やさしい夢
やさしい時
このままずっと
きっと
必ず
ずっと
ずっと…

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2011年11月 2日 (水)
柔らかい
シーツにくるまって
夜の星を
見上げていた
思い出は
遠い記憶の中
想いは
ずっと
色褪せることがなく
星が
瞬くたびに
私の心を
震わせる
夢の中で
きっと私は
恋をして
きっと私は
笑っている

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2011年10月20日 (木)
やっと
思い出したように
北からの風が
吹き始めたようだね
こんな日は
誰かといると
きっと
あったかい
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